06 株式会社fave

やりたいことを実現するためのシステムをオリジナルで開発 - 推しと出会える「推しくじ」

コラボレーションカフェ「AMO CAFE」を運営する株式会社サイバーネットが新規事業として立ち上げた、オンラインくじ「推しくじ」サービスの開発の舞台裏について株式会社fave(フェイブ)営業企画室村上さんと弊社プロデューサー塚田にお話を伺いました。(以下敬称略)

左から、弊社プロデューサー塚田、fave営業企画部 部長 村上氏

推しに出会える!?オンラインくじ「推しくじ」とは

元々印刷会社である、御社がスタートさせた「推しくじ」とは、どのようなサービスですか?

村上

「推しくじ」は、オンライン上でくじを購入していただくと、抽選でキャラクターグッズが購入できるサービスです。自分の推しキャラの限定グッズが、手に入ると好評いただいております。

フューチュレックにご相談いただいたときは、企画はどれくらい固まっていたのでしょうか?

村上

オンラインくじをやろうということは決まっていましたが、それ以上のことは決まっていませんでした。
弊社で以前から事業者向けに運営していたECサイトがあるのですが、UIや管理画面がちょっと使い勝手が悪くて、どうにかできないかと考えていました。新しく始めるオンラインくじは、コンシューマー向けのサービスなので、今あるサイトを改修するのではなく、ユーザーが使いやすいサイトを新しく立ち上げたいと考えていたのです。
知り合いにフューチュレックさんをご紹介いただき、システム開発はもちろん、BtoC向けサービスの構築実績も豊富で、お話してさせていただく中で、この人たちなら任せられると思いました。

やりたいことを実現させるために、ゼロからのシステム開発

「推しくじ」はフルスクラッチで開発されたそうですが、既存のパケッージを使わずにオリジナルで制作された理由は?

塚田

システムをオリジナルで制作することは、開発初期の段階から決めていました。企画と平行して進めていましたので、くじの演出や抽選システムが「推しくじ」では重要になってくるのが見えていました。しかし、既存のECパッケージを使うと、どうしても制約の中で開発をしなければならず、企画もその中に収めることになってしまいます。
それでは、村上さんが目指すエンターテイメントにはならない。やりたいことをシステムに合わせるのではなく、「やりたいことを実現させるためのシステムをつくろう」ということになったんです。

村上

僕の方からは、UIはもちろん、裏側の管理画面の使い勝手をとにかく簡単にしてほしいとオーダーしました。バックオフィスを担当する人がPC作業になれてないような人であっても、迷わず使えるものにしたかった。少数精鋭で運営をしているので、裏側の作業に人数や時間をさくことはできませんから。

塚田

設計する上で、かなりヒアリングをさせていただきました。特に、既存のECサイトの運用について、どういうスタッフがいて、どういった運用をしていたのか?また、どのような作業にストレスがあったのかなど、細かくヒアリングさせていただきました。
運用をするための新しい考え方を導入するのではなく、スタッフの方が慣れている既存の流れを踏襲しつつ、ストレスとなっていた部分を取り除くことが効率的な作業につながると考え、システム設計を進めました。
管理画面のUIもできるだけシンプルし、基本的な動作を繰り返すことで登録できるように、分厚いマニュアルを読み込まなくても、直感的に作業できることを心がけて制作しています。


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全文は、弊社note(下記URL)にて公開中です。
https://note.com/futurek_inc/n/nbb25071256b7